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『菅原』、を聞いた後は、昔の劇評「かりの翅(つばさ)」で復習などして・・。

 前回お話しした、『菅原』の「寺子屋」の段で、机の数が合わない、というサスペンスな場面があります。

 余談ですが、ここは、松王の「我が子は来たかと心の蓍(めど)」という台詞があります。
「蓍(めど)」とは、〈めとぎ草〉のことですが、ここでは〈筮竹(ぜいちく)〉〜あの、占い師が持っている竹〜のことで、机の数を筮竹に見立てて占う趣向です。
 こういう細かいところを知ったうえでないと、松王の肚(はら)、心底、が読めません。

 で、その肚を、人形や歌舞伎俳優がどう演じるべきか。そういったことを、

武智鉄二『かりの翅(つばさ)』

で、反芻、《復習》していました。
この本を知ったのは、

松井今朝子『師父の遺言』(NHK出版)

でした。
 いまさらなの、と笑わないでください。

 この本は、武智鉄二、のことを書いた新刊で、当然、文楽や上記の書物の話しが沢山出てきます。

 近頃は、このような武智鉄二、内山美樹子氏のような厳しい劇評が無いので、勉強に事欠いてしまうのが残念です。
 因みに、素人ながら、私は、舞台の感想を書くときに、近頃では、なるべく早く、我が家で購読している新聞の劇評が出る前に書いて、自分の感想を≪採点≫しています。近時は、高得点ですが、これは喜ぶべきことなのかどうか・・・。★


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Author:感動人
 芸術全般を愛する団塊世代です。
 「引退後」、たっぷり時間をかけて、いろいろな芸術を初心にかえって学び、横断的に、楽しんでいきたいと思います。もうひとつ、心身共に健康に「年をとっていく」ための、生活のマネジメントも「同時進行」でお伝えします。
 のんびりと過ごしたいと考えています。お寄せいただくコメントなども、論争などは避けて、ゆったりしたお話をお寄せください。

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