FC2ブログ

オペラ、「ラ・ボエーム」に感動

28日、日曜日、神奈川県民ホールで、プッチーニのオペラ「ラ・ボエーム」を観ました。

素晴らしい舞台でした。
 いわゆる、「新演出」でも、このように素晴らしい舞台を観ると、新演出というものに抵抗がなくなります。

演出は、アンドレアス・ホモキ(現・ベルリン・コーミッシェ・オーパー総支配人)です。指揮は、沼尻竜典。

 このオペラは、台本が各「幕」ではなく、「場」となっていて、各「幕」の終わり方が難しいのですが、ホモキは、休憩なしの、一挙上演、という演出にしました。
 始まりも、厳かに指揮者がオーケストラ・ピットに登場して、まずは、拍手、という「儀式」は無しです。いきなり、例の音楽で始まります。
 
 各「幕」、ここでは「場」のつなぎは、大勢の出演者のストップモーションなどそれぞれ工夫され、違和感がありません。
 巨大なクリスマスツリーが大きな目玉装置です(装置・ハルムート・マイヤー)。
 また、オープニング前から舞台にしんしんと降る雪(小道具・フランク・エヴィン)、しゃれた衣装(衣装・ッヘトルト・ザイペル)に、合唱の群集を背景として、格別、澤畑恵美(ミミ)と臼杵あい(ムゼッタ)の、二人の女の生き方を演ずる見事な力演が表質します。

 クライマックスでは、オペラに珍しく涙で、客席各所で洟をすする音がします。(それにしても、終演時、一部観客が一テンポ早くに拍手しましたが、余韻に浸る圧倒的な観客の雰囲気のなか途中でやめました。) 
 
 この日のプログラムもよい出来です。
 特に、山田高志さん(イタリア国立バーリ音楽院研究員)と小倉孝誠さん(慶応義塾大学教授・フランス文学・文化史)両氏の長文の解説は時代背景の理解を格段に深めます。
 何を、パンフレットで語るか、通り一遍ではない、主催者のPR見識の深さに感心しました。

(ポメラ入力、USB入力、直接入力といろいろ試行中です。)

 

スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

感動人

Author:感動人
 芸術全般を愛する団塊世代です。
 「引退後」、たっぷり時間をかけて、いろいろな芸術を初心にかえって学び、横断的に、楽しんでいきたいと思います。もうひとつ、心身共に健康に「年をとっていく」ための、生活のマネジメントも「同時進行」でお伝えします。
 のんびりと過ごしたいと考えています。お寄せいただくコメントなども、論争などは避けて、ゆったりしたお話をお寄せください。

最新記事
最新コメント
FC2カウンター
検索フォーム
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

記事のカテゴリ
読みたいテーマを選択してください。
リンク
RSSリンクの表示