FC2ブログ

帰宅しました~北の老・カナリヤ ? 北海道の北の果て、サロベツの温泉(「豊富温泉」)に行って参りました。

 宗谷岬、稚内(わっかない)に近い、サロベツの「豊富(とよとみ)温泉」に4泊5日で、行ってきました。
 
 数えてみると、5日間で、17回ほど入浴しました。本を読んでいても、21時頃には寝むくなってしまい、朝は、妻を起こさないようにして、5時前に浴場に行きました。
 北の果て、さぞ寒かろうと、冬のコートにマフラー、独立した息子の置いていった、えらく上等の毛糸のスキー帽まで持っていったら、北海道は、明治21年以来の記録的な初降雪が遅い年とかで、暖かくて、大汗をかいてしまいました。マフラーの代わりに汗拭きのタオルを首に巻いて散歩です 

 なぜ、今、サロベツ旅行なの ?


 「クラブ・ツーリズム」という旅行社が、往復ANA利用で4泊5日、全朝夕食付き(「ホテル豊富」)、4万円、という個人旅行をやっていたので試してみる気になったんです。

 だって、正規航空片道料金に少し上乗せした程度の値段なんですものね。

 もう一つ、この土地でNHKドラマ「坂の上の雲」の冬の日露戦闘シーン【大規模草地牧場】や、「北のカナリアたち」が撮影された【サロベツ湿原・同センター】という土地というのにも、背中を押されました。
(ちなみに、古いところの映画では、「不毛地帯」(1976年)や「人間の條件」(1961年)も豊富町で撮影されています。)


 心配なのは、料金があまりに安いのと、「豊富温泉」というのは、「石油臭」のする、独特な、ま、近時アトピーなどに利いて大人気とはいうのですが、温泉であることです。


 評価の結論から言うと、温泉での「食の楽しみ」を捨てれば、なかなか良い個人型フリープランでした。

 食事は、「楽しむ」どころか、昼食は、ホテルのレストランも昼間閉まっています。


 泊まったホテルの風呂は、清潔で、良い風呂です。
 特に、男湯は、東山魁夷だったかの作品、「春を呼ぶ丘」の木々のような、実に美しい景色が浴槽から楽しめます。
 聞けば、女湯は目隠ししてあって庭は見えないそう。そうだろうなー、外が真っ暗なら、広大な外の広場から見られていてもわかりませんからね。【写真下参照(ワンクリックで拡大できます。)】
 浴槽は、《石油》温泉とふつうの湯の風呂2つあります。
  

 勿論、主観ですが、「石油臭」は、ほんの微臭。特に、ホテルの風呂は、ごく微臭で、慣れてくると、臭いはほとんど気にならなくなります。

 ところが、到着時に、サービスとかで、町の保健師さんが温泉について10分ほどレクチャーしてくれるのですが、このレクチャーは、「脅かしすぎ」でよくありません。
 楽しみで温泉に来ている人が多いんですから、もっと、話し方を工夫しなくっちゃあー。旅行客の楽しみの出鼻を挫くようなプレゼンはいかがかと思います。


 余談ですが、近くの町営温泉浴場「ふれあいセンター」には、観光客向けの「一般浴室」と、「湯治客用浴室」の2つがありますが、後者は、《豚骨スープ》以上のもの凄さ、と聞いていたのですが、折角来たのだからと、試しに朝10時頃入ってみました。
 ま、濃いが、当初想像したほどではありませんでした。 朝の一番湯は「すごい」濃さだそうですが、昼頃からなら、敬遠するほどではありません。


 ところで、このセンターの周囲は、大きなホテルの廃墟が2棟あります。また、町営「自然観察館」も、近づいてみると閉まっていて、予約した団体だけに開けているとか。【写真上参照】
 商店は、皆無に近い状況です 。印象としては、過疎化も進んで、街も、ホテルも、いっぱい、いっぱいの感じです。それに、努力の仕方と、方向が、ちょっとズレていて、違うように感じました。先ほどの保健師さんのように・・・。
   

 なお、少し遠いのですが、稚内市内の「副港市場」にある立ち寄り湯(天然温泉)「港の湯」は、《ふつうの》温泉で、広く、設備が整っており、お勧めです(700円)。

 また、サロベツ原野にポツンとある、5戸の酪農家が始めた小さなお店、「工房 レティエ」(《レティエ》とは、フランス語で、「小さな乳製品の加工所」)のジェラートも食べました。お店のお姉さん(三女の方とか)と店の入り口前に繋がれている白いワンちゃんが可愛い。
 
 
 滞在中は、部屋で、

葉室麟「蜩(ひぐらし)の記」(祥伝社)、

を読んでいました。
 
 ロビーで、地元の北海道新聞を読むと、中の頁の1面全部が、街のお年寄りの「おくやみ」つまり死亡告知。
 これは、ここに限らず、地方の新聞でよく見られますが、日本の地域の《繋がり》の濃さをいつも感じます。


 帰宅して、体重計に乗ってみると、2kg体重が減っていました。
 これから3日休んで、大阪に文楽『仮名手本忠臣蔵』を見に、1泊2日で行って参ります。
 そこから帰って、「北とぴあ国際音楽祭」のオペラ、『病は気から』を観ます。

 そうでした、来年リニューアル・オープンする大阪国際フェスティバル・ホールの、4月こけら落とし公演(フェニーチェ歌劇場引っ越し公演のガラコンサートとオペラ「オテロ」)の払い込みを済ませました。

 寒くなって来ましたのでご自愛ください。

スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

感動人

Author:感動人
 芸術全般を愛する団塊世代です。
 「引退後」、たっぷり時間をかけて、いろいろな芸術を初心にかえって学び、横断的に、楽しんでいきたいと思います。もうひとつ、心身共に健康に「年をとっていく」ための、生活のマネジメントも「同時進行」でお伝えします。
 のんびりと過ごしたいと考えています。お寄せいただくコメントなども、論争などは避けて、ゆったりしたお話をお寄せください。

最新記事
最新コメント
FC2カウンター
検索フォーム
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

記事のカテゴリ
読みたいテーマを選択してください。
リンク
RSSリンクの表示