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恩田陸 『祝祭と予感』 ~「私はまだ、音楽の神様に愛されているだろうか ? 」という、あの名作『蜜蜂と遠雷』の感動を思い出して、ゆっくりと味わいました。さて、今日は、私の日々の「読書生活」の話もお聞きください。

 今日は、(皆さんのお話を聞いているばかりではなくて)少し趣向を変えて、始めに、私の読書生活のお話をしてみます・・、
(そんなに大したものではありませんが)

 72歳、当たり前ですが今年73歳になりますが、読書が捗ります。
その一日の読書生活は・・、
 あれこれ家事を済ませて、まず、午後2時頃から5時過ぎまで、2階の書斎に籠もります。
 今日、読んだのは、交互に、『西洋美術の歴史』第8巻・・因みに、このシリーズは、全巻読もうと思っています・・と宮部みゆき「黒武御神火御殿」。
 途中、ベランダの洗濯物を取り込んだりアイロンをかけたり、時には、ブログを見たり入力するのに、パソコンやタブレットを使ったりもします。3時前後に1階に降りて、妻とお茶を飲みます。この日は、ココアと花林糖。

 夜は、9時過ぎから、再び書斎に籠もります。
 今読んでいるのは、『江戸の間取り』。11時近くなったらスクワットを30回して、寝室に。妻は、もう寝ています。ベッドに入って、あと30分読書。この時は、軽い読みものにします。今は、『百人一首』の再々読。『深読み百人一首』という、次回にアップする本が面白かったので、和歌を読み直しているのです。
 電気を消すと、数分で寝てしまいます。
 翌朝は、8時近くまで寝ています。
 起きると、熱くて濃い緑茶、朝風呂が習慣です。
雨戸(シャッター)がぴったりしていて、寝室に全く日の気配がしなくて、よく眠れます。最近、夜、トイレに1度行ったり行かなかったり。

 朝食は、10時過ぎで、日に2食です。時には、妻と、近くの「ガスト」や「丸亀製麺」「餃子の王将」に良く行きます。
けっこう、がっちり食べて・・例えば、「ガスト」では、〈蠣フライ・スープ・ライス〉と〈山盛りポテト〉に〈ドリンクバー〉の飲み物4種類と・・しまいます。

 〈現役〉の頃から本を読むのが好きでしたが、やはり、当時、8割方は、仕事の本になりました。2割は、いわゆる教養モノで、良い内容はメモして挨拶などに使いました。
 現役を退いて、好きな読書を存分に出来るようになり、それも、もう約10年になりますから、今までの分を取り戻してしまういきよいです。
 その読書も、ブログに感想をアップしますから、いい加減な読み方が出来ず、克明にメモをとりますから、その身に付きようは、昔の比ではありません。
 ブログは、読書にとって本当に有益です。それに、どうしても、感動は、人に話したくなりますが、それにはブログがちょうど良いのです。

 運動は嫌いですが、不思議と病気をしたことがありません。
 3年前に、血糖値が高めと言われて、2か月に一度通院していますが、そこで処方される血糖値の薬を飲んいるのを良いことに、最近、大食いになっています。ただ、アルコールは、もともとそんなに好きでは無かったので、ピタリと止めました。

 2年ほど前に民生委員を辞めてからは、人付き合いも煩わしいし、時間が惜しいので、つきあいの類は止め。昔、特別養護老人ホームの施設長もしていましたが、「歳とったら、積極的に運動と交友」なんて、嫌いな人もいる、とその時から思っていました。好きにしたい。
 ・・と、言うことで本日の読書の話です。

 さて、本論です。
 改めて、当時の感動を思い出しました。読んだのは、

恩田陸 『祝祭と予感』(幻冬舎)

です。

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 2009年から連載(「星星狭」から「ポンツーン」)され、2016年に刊行された、そして、2017年の直木賞と本屋大賞を受賞して、映画化もされた、『蜜蜂と遠雷』の「スピンオフ(派生的)作品」という触れ込みの作品です。
 短い、文字通り『蜜蜂と遠雷』の発想の原点を明かしたような小品6点です。
 作者は、心中でこのように造形していたのか、と思って感動します。

(以下、下記の「続きを読む」をワン・クリックしてお読みください。)

 冒頭は、主人公・栄伝亜夜(復活の神童!)が、恩師の墓参をする話で、風間塵(祝祭の異端児!)やマサル(信念の貴公子!)も同道しています(「祝祭と予感」)。
 ここでは、総論的な話が語られますが、全般的に本書は、やはり『蜜蜂と遠雷』を読んでいないと少し理解が辛いかもしれません。そう言えば、本書に、高島明石(不屈の努力家!)は出ていなかったかな。

 作曲家・菱沼忠明が、「春と修羅」作曲するきっかけとなった、夭折した教え子・小山内健次との物語(「袈裟と鞦韆(ぶらんこ)」が、心を打ちます。
 映画での作曲は、藤倉大(1977-)さんです。

 一方、ユウジ・ホフマン邸での、風間塵の幼少時の颯爽とした登場(「伝説と予感」)は、心地よいラストです。
 フランスで父親(パリ大学研究者で養蜂家も兼ねている)と二人暮らしの塵の母親が、ソフトウエア会社の財務最高責任者というのは驚きでした(「祝祭と掃苔」)。

 また、マサル・カルロス・レヴィ・アナトールのナサニエル・シルバーバーグとの邂逅やジャズ、他楽器への開眼も成るほどと思います(「竪琴と葦笛」)。

 小説も良いが、やはり、音楽も聴きたくなりました。映画では、気鋭のピアニストが〈影武者〉で弾いて、心から感動しました。CDを聴くことにします。★

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Re: スクワットは、頑張ります。

 歳をとると、人生観と相まっていろいろ出てくるものですねえ。スクワットは、頑張りたいと思っています。ありがとうございました。

スクワット、大切です。
父は85歳になるのですが、脊柱起立筋(最近はインナーマッスルというらしい)と脚が弱い。運動大嫌い。
で、食事の30分すぎるとリクライニングチェアへ。
ですから、大好きだった外食もしません。

他山の石として、良い姿勢と歩くことを心掛けているのですが、脊柱管狭窄があるのでなかなかこれが難しい。

なるほど。

質問に答えてくださってありがとうございます。
皆さん、上手に日常生活で感じたことなどを綴られていますものね。
感動人さんも計画的に毎日を過ごされている方なのだろうなと、ブログを読んでいて以前から思っていました。

今回の本は軽めなのですね。
「蜜蜂と遠雷」、図書館で予約してまだ150件近く順番待ちの方がいますが、楽しみに待てます。

Re: こんな気ままな老後も、あり、かなぁと。

 ありがとうございます。毎日読んでいる方のブログが、日常の生活なので、私のような、生活も「あり」かなぁと、書いてみました。老い先が見えて来たのでしょうか。
 また、この日の紹介書籍が、いささか軽かったので、補強する意味もありました。これからもよろしくお願いいたします。

すごいですね。

こんばんは。
規則正しく、充実した毎日をお過ごしなのですね。
すごいです。
今回、日常のご様子をブログに書こうと思われたきっかけなどがあれば、お聞かせいただきたいです。
プロフィール

感動人

Author:感動人
 芸術全般を愛する団塊世代です。
 「引退後」、たっぷり時間をかけて、いろいろな芸術を初心にかえって学び、横断的に、楽しんでいきたいと思います。もうひとつ、心身共に健康に「年をとっていく」ための、生活のマネジメントも「同時進行」でお伝えします。
 のんびりと過ごしたいと考えています。お寄せいただくコメントなども、論争などは避けて、ゆったりしたお話をお寄せください。

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